主な疾患
場面緘黙症
場面緘黙症とは、職場や学校などの特定の場所や場面で話すことが困難になってしまう不安症の一種です。発話が困難になる場面や現れる症状や程度は人それぞれです。声を出せないだけでなく頷くことすらできない場面もあります。
【症状】
場面緘黙症は幼少期に発症することも多く、他の子に比べて言語発達が遅れているケースも多いようです。
また、言語発達だけでなく様々な問題を抱えていることがあります。
例えば、場面緘黙症の他にもコミュニケーションに問題を抱えていたり、言語以外の発達に何らかの問題を抱えていることがあります。どのようなケースがあるのか具体的にご紹介したいと思います。以下の3つに分けることができます。
(純粋な場面緘黙)
場面緘黙のみを発症
(言語障害などを併せ持つ場面緘黙)
吃音、などを重複
(発達障害などを併せ持つ場面緘黙)
ASDや知的障害、などを重複
前提として、場面緘黙症の方は言葉を発することができないため、併発している障害の有無を正確に判断すること自体がとても難しいです。場面緘黙症のみ悩んでいるケースもあれば、様々な問題が重複しているケースもあります。
症状などは人それぞれ異なるため個々に応じた治療が必要です。
【治療】
残念ながら確立された治療はありませんが、カウンセリングや薬物療法が有効なケースもあります。
当院ではプレイセラピーを取り入れながらカウンセリングを行います。
心理士と安心して関わることができるようになると徐々に発話できるようになります。
その後、本人の興味のあることなどを話題に、発話の練習をしていきます。あわせて不安を軽減するような薬物療法を行っていくこともあります。
主な疾患
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うつ病
誰もが耳にしたことがあると思われる代表的な病気です。憂鬱な気持ちや意欲が出ないことが続いていませんか?
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双極性障害(躁うつ病)
うつ状態だけでなく、極端に調子がよくなって活発な期間がある方は躁うつ病の可能性があります。うつ病とは治療が異なるので注意が必要です。
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統合失調症
悪口を言われる、狙われているといった幻聴や妄想などを症状とする病気です。100人に1人くらいの割合でみられます。
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認知症
物忘れ、新しいことが覚えられない、判断力の低下などにより日常生活に支障をきたす病気です。
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適応障害
強いストレスを受け続けると様々な心身の症状が出ることがあります。
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自律神経失調症
自律神経(交感神経と副交感神経のバランス)が不調をきたすことで様々な心身の症状が出ることがあります。
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不眠症
なかなか寝付けない、何度も目が覚めるなど睡眠の問題で苦しんでいませんか?
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パニック障害
場所と時間を選ばず、突然パニック発作が生じ、日常生活に支障をきたす病気です。
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強迫性障害
強迫観念と言われる強い不安感を打ち消すための行動により、日常生活に支障をきたす病気です。
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身体表現性障害
いくら検査しても病気が見つからないにも関わらず身体症状が持続し、日常生活に支障をきたす病気です。
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社交不安障害
会議や発表など注目を浴びる場面の時に強い不安感や身体症状が出ることで日常生活に支障をきたす病気です。
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発達障害(自閉スペクトラム症)
臨機応変な対人関係や、自分の関心・やり方・ペースが崩れることが苦手な特性を持つ発達障害のひとつです。ごく軽度から重度まで特性の程度は様々です。
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重ね着症候群
自閉スペクトラム症が基底障害にあり、二次障害として様々な症状や病気を生じている状態です。
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注意欠如多動症(AD/HD)
子供では多動や衝動性が目立ち、成人では不注意症状で困る方が多いです。発達障害のひとつで、近年注目度が増している病気です。
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学習障害
知能は正常にもかかわらず、特定の部分の学習が極端に苦手な特性をもつ発達障害のひとつです。知能が正常であるため気がつかれにくいようです。
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分離不安
母親などの愛着対象から離れることに対して、年齢と不相応に強烈な不安を感じる状態です。
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愛着障害
養育者との愛着が何らかの理由で形成されず、子どもの情緒や対人関係に問題が生じる状態です。
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場面緘黙症
家などでは普通に話すことができるのに、学校などの「特定の場面」で声を出すことができない状態が続くことです。
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抜毛症
子どもに多く、自分で自分の毛髪を抜いてしまいます。
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チック症
子どもに多く、意図せずに声が出てしまったり、不規則な動きが出てしまう病気です。