ナイトケア「ひびき」
ナイトケア「ひびき」ってなに?
当院のナイトケア「ひびき」では、一人ひとりのお子さまの発達や状態に応じ、医学的、心理学的、教育学的アプローチを通じてお子さまのソーシャルスキル、情緒の発達、学習をサポートします。
またお子さまの発達における悩みや疑問をご家族と一緒に考え、お子さまの状況の改善に向けてお手伝いします。
希望される方には、スタッフによる送迎も行っております。
「ひびき」でなにをしてるの?
ひびきでは、お子さまの成長段階にあわせて、本人の意思を尊重しながら「出来た!」へのステップアップを目指しています。
スタッフはどんな人?
看護師、教師、精神保健福祉士、社会福祉士等の資格を持った経験豊かなスタッフが子どもたちを迎えます。
療育事例をご紹介します。
小学校の低学年から不登校気味で、家では昼夜逆転、一人でゲームをしながら1日を過ごす小学6年生のA君。
目標 | 家の外に出よう! |
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STEP1:ひびきに週1回、2回来てみよう!
この目標はすぐに達成!
STEP2:最初はひびきで寝て過ごすことが多かったが、来るだけでOK!
無理には活動に誘いません
STEP3:鉛筆を持ってみよう!
自分の名前を書く練習からスタート!
STEP4:ほかの子どもたちの輪に入ってみよう!
他の子どもたちに興味を示し始めたタイミングをスタッフは見逃しません!
STEP5:生活リズムを整えて、毎日来ることができるようになろう!
A君の表情が明るくなり、楽しむ姿が見られるようになったタイミングで毎日の入室に誘いました
スタッフコメント | 家の外に出ることがあまりなかったA君ですが、遊ぶ・学ぶことは楽しい!と本人が感じられることに関連付けた課題を工夫して行うことで、本人の意欲を引き出しました。 |
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中学2年生の時に不登校になりひびきに入室。中学3年生の時に復学したBさん。
目標 | 高校に行きたい! |
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STEP1:中学2年の時に、「高校に行きたい」という本人の強い意思を確認。中学3年の進級を機に復学を決意。
不安な様子のBさんに寄り添います
STEP2:中学3年生で復学したものの、原因不明の体調不良が続き欠席が増え始める。担任の先生は出席日数や学業の遅れから高校進学には否定的。落ち込むBさん。
話をたくさん聞いてひびきで支えます
STEP3:「制服を着て高校に通いたい!」「福祉関係の仕事をしたい!」という将来の夢を再確認。毎日の学習支援を受けることを決意。
STEP4:ひびきと学校と連携しながら受験。
本人の希望に沿って、関係機関と情報共有します
STEP5:高校合格!
スタッフコメント | 不登校となってひびきに来て、一緒に話や勉強をしながら復学を決意。しかし、再登校後も原因不明の体調不良に悩まされ、出席・欠席を繰り返した日々。さらに、担任の先生からは高校進学は難しいと言われ、悩み苦しんでくじけそうになりました。 |
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教室の内容
①開校日 | 月~金(祝日、クリニック休診日はお休みです。) |
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②開校時間 | 月~金 16:00~20:00 |
③ご利用料金 | 「ひびき」はナイトケアという診療行為の一環ですので医療保険の対象となります。 |
※詳細につきましては、診察時にお尋ねください。